マンション購入は人生の一大イベント。ワクワクする一方で、何を基準に選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。マンションの魅力はたくさんありますが、特に重要なポイントは「眺望」と「管理」です。
マンションの魅力って?
一戸建てと比較して、マンションには以下のような魅力があります。
- 駅に近い立地:通勤や通学に便利です。
- 高いセキュリティ:オートロックや防犯カメラなど、安心感があります。
- 手軽な外出:鍵一つで気軽に出かけられます。
- 共用部分のメンテナンス:専門業者に任せられるので、手間がかかりません。
新築vs中古:どちらを選ぶべき?
新築マンションのパンフレットを眺めたり、モデルルームを見に行ったりするのは、本当にワクワクしますよね!
新築マンションの注意点
人気の新築マンションは、建物が完成する前に契約することがほとんどです。そのため、実際に購入する部屋や眺望を契約前に確認できないというデメリットがあります。
中古マンションのメリット
一方、中古マンションには以下のメリットがあります。
- 眺望を事前に確認できる:契約前に実際の部屋からの眺めを確認できます。
- 住人の状況を確認できる:管理費の入金状況などを確認することで、マンションのコミュニティや管理体制の安心度を把握できます。
特に、中古マンションを検討する際は、不動産会社を通して管理費の入金状況を確認するようにしましょう。未納者が少なければ、安心して暮らせる可能性が高いと言えます。
購入プロセスと費用:新築と中古の違い
新築と中古では、購入プロセスや費用にも違いがあります。
新築マンションの購入
新築マンションは、自分で情報を集め、資料請求やモデルルーム見学を通じて検討します。通常、パンフレットに記載されている金額が購入価格となり、基本的に値引き交渉はできません。ただし、完成後に売れ残っている場合は、値引きに応じてもらえる可能性もあるので、交渉の余地はあります。
また、新築マンションの場合、不動産仲介手数料はかかりません。建物部分には消費税がかかります。
中古マンションの購入
中古マンションの場合は、信頼できる不動産会社を1社選び、窓口にするとスムーズです。希望や予算をしっかり伝え、担当者と協力して物件を探しましょう。
担当者が複数の物件をまとめて案内してくれるので、効率的に物件探しができます。
提示される金額は売主の希望価格なので、価格交渉が可能です。不動産会社に間に入ってもらい、交渉してもらいましょう。
中古マンションの場合、不動産仲介手数料がかかります。物件価格の3% + 6万円 + 消費税が目安です(「6万円」については、別の記事で詳しく解説しますね!)。売主が個人の場合は、消費税はかかりません。
たくさんの物件を見ることが成功の秘訣!
新築にこだわる必要も、中古にこだわる必要もありません。とにかくたくさんの物件をご覧になることを強くお勧めします!
- 購入する地域が限定されている場合:5軒〜10軒
- 購入する地域が決まっていない場合:10軒以上
実際に足を運んで見学することは非常に重要です。できればご家族と一緒に見学し、住んだ後のイメージを具体的に共有しましょう。
私たちが小田原に家を購入した時は、小田原に限定していなかったこともあり、20軒も見学しました。当時の不動産会社の担当者には大変お世話になりましたが、そのおかげで今の住まいにはとても満足しています。
マンション購入のチェックリスト22項目
マンションを選ぶ際には、以下のポイントをチェックしてみてください。
街・地域の魅力
- 街のイメージ・人気:その街や沿線のイメージはどうか?
- 鉄道の利便性:急行停車駅か、ターミナル駅からの時間など。
- 道路の利便性:高速道路のインターチェンジへの距離や、近隣道路の渋滞度合いはどうか?
- 駅からの距離:最寄り駅からの距離、夜道は暗くないか?
- 買い物環境:スーパーマーケットや個人商店など、日々の買い物に便利か?
物件周辺の環境と安全性
- 防災:ハザードマップで災害リスクを確認しましょう。
- 面している道路:4メートル以上の道路に面していることが必須条件です。
- 気になる施設:近隣に高圧線など、気になる施設はないか?
マンションの管理状況(特に中古の場合)
- 管理費:滞納者はいないか?
- 修繕積立金:十分な金額が積み立てられているか?
最終的な決断
- 「住んだらワクワクするか?」:見学に行った時、どんな気持ちになりましたか?
この22項目のチェックリストをぜひご活用ください。
点数をつけて比較することで、あなたにぴったりのマンションが見つかるはずです!

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